E. nipalensis Complexについて

 Episteme属は相互に類似しており、かつ、島ごとに変異があるため、分類には注意が必要である。その中でもKishida(1992)によれば、E. nipalensis (Butler, 1875)、E. mundina (Jordan, 1912)、E. hebe (Jordan, 1912)、E. darocana (Druce, 1894)、E. conspicua Rothchild, 1896、E. sumatrana Rothchild, 1899はひとつの種群を形成するとのことである。

 以下にこの6種の分布概念図を挙げた。

 手元には十分な標本がないことから、詳細な分布については不明なことが多いが、同定などの参考にして欲しい。

nipalensiscomplex

Plateへ戻る

inserted by FC2 system